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ターンオーバー、石膳, 坐膳、桧, 圧縮

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■森林浴と香り

Relaxation in the forest and it's scent



最近は、登山、ハイキングがブームとなっているようですね。
山には、様々な香りが存在しており、動物と植物がその香りの生成者です。
山の中に足を踏み入れると、私たちは「森林浴!!」っと、思わず背伸びや深呼吸をしていませんか。
「木漏れ陽、木々の葉っぱが風に揺れる音、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、緑に囲まれた環境、ひんやりとした空気」などが、様々なストレス要因で緊張した私たちを心から解き放ってくれます。
「森林浴」は、昭和50年代に「森の香りを浴びて心身を鍛えよう」とのムーブメントがあり、芳香医学なる研究において、「森の中には殺菌力を持つ独特の芳香が漂い、少しくらいの風邪などは、森の中でひと仕事すれば治ってしまう」という健康増進に果たす役割りをもっているわけです。
ここで大変興味深いことは、森の中で浴びるものが、木漏れ陽ではなく、森の香りだということです。
森の香りとは、どんなニオイがするのでしょうか? どこからニオイは発せられているのでしょか? 
なぜニオイが人間に元気を与えるのでしょうか?

【フィトンチッド(phytoncide)の存在】
山や森林に関心を持たれる方が良く知っている言葉として、「フィトンチッド」があります。
山や森林のニオイの元には、フィトンチッドなる要素があります。語源は、「植物性殺菌素」という当時のソ連の博士によって1930年頃に名づけられました。”phyto”とは「植物」、”cide”は「殺す」を意味します。 ですので、「植物が生成・発出する物質が、他の生物に影響を与えるもの」が、フィトンチッドと定義されています。

私たち個々が違う体臭を持つように、植物もバラ、キンモクセイなどの花の香り、ヒノキ、スギなどの木の香りが、それぞれあります。また、土に戻る落ち葉や朽ちた木にも、湿った感じのニオイがあります。
山や森林の大気中には、様々な花木を元にした香り(揮発性やそうでない物質)が存在し、それを浴びることが森林浴です。

~ では、なぜフィトンチッドが健康増進に寄与するのかは次回に ~
(参考文献:宮崎良文氏著「森林浴はなぜ体にいいか」

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